2008年3月より新しい形状のバージョンアップしました。2008年3月バージョンアップ後のものを購入の方は、こちらを参照ください。

 

 

 

EPPクラフト007, 008シリーズ組み立て例(2007年05月20日更新)

はじめに

このHPはEPPクラフト007および008シリーズの組み立て例説明ページです。

EPPクラフトシリーズではRC化を前提とした説明書はあえてご用意いたしません。

これはこのEPPクラフトシリーズは中級者〜上級者の皆様に、小型でスケール感の高いEPP機を皆様のアイディアで飛ばしていただく為に御用意したものだからです。

ですので、同じ飛行機を、ラダーエレベータで飛ばすもよし、エルロンエレベータでとばすもよし、エレボンで飛ばすもよし、玩具のラジコンのメカを積み替えるもよし。 上半角やスラスト、動翼の大きさや重量配分などさまざまな選択で、味付けの違った自分好みの機体に仕上げる事が可能です。

これらのペーパークラフトならぬEPPクラフトのコンセプトをご理解の上、購入・製作してください。

また予告無くデザインおよび仕様を変更する事があります。ご了承ください。

EPPクラフト全機種共通説明書は、こちらを参照してください。

 

←007:予告無く改良されることがあります。

←008:予告無く改良されることがあります。

 


機体レイアウト例

 

 


完成機体ムービー集

http://rc.insect.co.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=4&lid=115

 


完成機体写真集

 

 

 

 

 


参考製作事例

あくまでも一つの製作例です。ご参考までに。

例のごとく5mmと3mmEPPの2枚組です。カットラインに沿って、パーツをカットしていきます。

ここで、一つ注意してほしいのですが、今回のEPPクラフトについては、キャノピー部分のパーツを3パターン用意しております。

カットの方法で、異なった組み方になりますので、ご注意ください。

これは、バッテリーの搭載方法や、搭載位置によって、幾つかの選択肢を残しておきたかったからです。

お好みでお選びください。

●パターン1

●パターン2

●パターン3

上記の3パターンを用しています。

お好みでお選びください。

では、まず、主翼の製作にかかります。EPPシートから切り出し、二つを接着します。基本接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用等を使います。

 

主翼の補強は板状カーボンスパーを使います。RCホビーで販売されている厚手のカーボンスパーなどです。( SPカーボンスパー 3mm x 850mm 厚さ0.5mmまたは、 SPカーボンスパー 5mm x 850mm 厚さ0.6mm 等 )す。

注意事項としては、カーボンロットによる補強は板状翼の場合、ねじれ方向への剛性が全く確保できないので、注意です。できる限り、板状カーボンをつかってください。

もちろん、板状のバルサなどでも代替できるとは思いますが壊れる可能性も高いと思います。

主翼は上半角を付ける必要があると思われます。カーボンを重ね合わせ、そこを瞬間接着剤で固定するのが良いでしょう。

スピードを出す機体にする場合は、必ず前縁や後縁にもカーボンを入れるようにしてください。

瞬間接着剤硬化剤を利用する場合は、かならず、スプレーが完全にかわいてから塗装面をさわるようにしてください。

胴体を組み上げていきます。主翼の取り付け付近の部分を目印にねじれがないように接着していきます。

接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用を使ってください。

多少のねじれは、製作後ドライヤーなどで修正できます。

機首下のパーツも取り付けていきます。

機体後部のパーツはこのように接着します。

機首上の部分はモーターマウントおよびモーターの取り付けを終えるまで接着せず、作業していきます。

↑この胴体補強板を機首部分に2枚ずつ重ね合わせて1cm厚にして貼ってゆきます。

手持ちにEPP部材等があるかたは、それを利用して、モーターマウントを作ってください。

ここでは、このようにモーターマウントを作りましたが、お手持ちのモータにあわせて、適宜モーターマウントを製作してください。

通常のRCのスケールではなく、実機に近いスケールサイズで設計してあります。

機首が長めですので、重いモーターを乗せる場合は、モータを主翼側に近づける工夫をする必要があるかもしれません。

ここでは22g程度のCD-ROMモーターを利用しました。できるだけ軽いモノが望ましいです。

推力は弱くても十分飛びます。

モーターの設置がおわりましたら、キャノピー上側を接着してゆきます。

次に各動翼を製作してゆきます。

リンケージパーツは主翼制作時に余ったカーボンスパーに穴を開けて、それをEPPに刺して瞬間接着剤にて固定しただけですが、十分のようです。

軽くて安価で重宝します。

 

動翼の製作方法は、ヒンジを使わないB.西山方式が推薦です。

仕上がりが綺麗で、そこそこの強度がでます。

接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用を使ってください。

 

モーターの推力は想定している機体速度にあわせ、動翼および主翼の補強を追加していってください。

エレベーターも同じようにして製作してゆきます。

各メカ積みを行い、リンケージを行います。

モーター位置、サーボ位置でだいたいのバランスをとっていくといいでしょう。

最後にキャノピー部分を作り込みます。

バッテリーを下から入れるパターンもあると思います。

バッテリーの取り出しなどもあるので、いろいろなパターンがあると思いますので、お試しください。

これで完成となります。

ラダーの動作量は屋外であれば1cmもあれば十分です。

室内の場合は多少多めにとっておきますが、殆ど使うことはないと思います。

決してファンフライのような大舵角をとらないように注意してください。

以上です。調整は主に重心位置となります。

主翼の取り付け角度によりことなってきますので、少しずつベストポジションを探りあててください。

モーターパワーや飛ばし方などによっては、主翼動翼の補強が必要になってくると思います。

必要に応じて追加していってください。では、楽しいRCフライトを。

 

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